消火器の破裂事故について
屋外等に放置され、老朽化した消火器の破裂事故が多発しています。
一般家庭の多くで使用されている消火器は、加圧式の「粉末消火器」です。
この消火器の内部には加圧用のボンベが内蔵されており、消火器のレバーを握ることにより、そのガスボンベから放出されたガスの圧力 により消化剤が噴射されます。
さびによる腐食や、キズ、変形のあるものは、その部分が圧力に耐えられず、破裂する危険があります。
破裂の恐れがある消火器
下記のような消火器は使用せず、廃棄してください。
- 容器本体の著しい変形
- 底部の腐食
- キャップ及び周囲の腐食
消火器の設置場所
- 通行や避難に支障のないところで、使用時には容易に持ち出せる場所に設置してください。
- さびの原因になりますので、水のかかる場所、多湿な場所は避けてください。
- 棚の上などに置くと、落下して思わぬ事故や怪我の元になりますので設置は避けてください。
- ガスコンロやストーブなどのそばに置かないでください。
不用な消火器の処分
- お買い求めになった販売店が引き取ってくれるケース
- 新しく消火器をお買い求めになった販売店が引き取ってくれるケース
- 消火器等の点検をしている専門業者が引き取ってくれるケース
- 各消火器メーカーが引き取ってくれるケース
詳しくは販売店、点検業者、メーカー等へご確認下さい。
老朽化した消火器の破裂の事例
平成25年6月に仙台市で70代の男性が古い消火器を処分しようとした際に消火器が破裂し怪我をした事故が発生しました。この他にも全国ではこのような事故が多発しています。
このページの情報に関するお問い合わせ先
羊蹄山ろく消防組合 消防本部
電話:0136-22-2822